GSユアサ・コーポレーションが発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業損益が8700万円の赤字となった。前年同期は65億3000万円の黒字で、業績が大幅に悪化した。
売上高は前年同期比24.3%減の1093億6000万円と大幅な減収となった。新車用自動車電池の需要減退に加えて、国内産業用電池・電源装置も設備投資の抑制で落ち込んだ。鉛価格下落による販売価格の下落も影響した。
収益では、売上げ不振や、大口取引先に対する売上債権の貸し倒れが発生、経常利益は同99.3%減の4700万円となった。当期損益は海外子会社の税金費用や少数株主利益を加味した結果16億7200万円の赤字となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。