日産自動車は12日、栃木工場(栃木県河内郡上三川町)で、19日に発売する新型『フーガ』のオフライン式を行った。
オフライン式で同社の志賀俊之最高執行責任者(COO)は「栃木工場はインフィニティブランドを始めとしたグローバルな高級車の生産工場であり、高い品質レベルを誇っている。新型フーガは、これを体現する日産のフラッグシップモデルであり、必ずや多くのお客さまに受け入れていただけるものと確信している」と述べた。
初代フーガは、2004年10月の発売以来、走行性能と快適性能、質感の高いインテリアなどが国内外で高く評価された。新型フーガは、初代のDNAを受け継ぎ、最高峰のデザインとインテリアと性能を併せ持つ日産のフラッグシップとして開発した。
フーガを生産する栃木工場では、車体骨格インライン計測によるばらつき低減活動、全数走行による動的品質保証、品質を支える人財育成など行い、高級車ブランドの生産工場として「モノづくり品質世界一」を目指している。