豊田通商が30日に発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比73.4%減の201億円と大幅減益となった。
売上高は同41.4%減の2兆2796億円と大幅減収となった。自動車メーカーの減産で金属事業が低迷したほか、自動車メーカーの減産や設備投資の抑制の影響で機械・エレクトロニクス事業も不振だった。自動車事業もロシア、アフリカで新車販売が落ち込んだ。
収益では、売上げが低迷した影響で、経常利益は同71.8%減の244億円、当期純利益が同78.8%減の96億円だった。
通期業績見通しは、売上高が同20.5%減の5兆円、営業利益が同44.0%減の510億円、経常利益が同45.1%減の540億円、最終利益が同42.8%減の230億円となる見通し。