東京モーターショー三菱ブースで展示されている『コンセプトPX-MiEV』には、一般の方から見えない部分にこだわりがある。それがコンソールに置かれたUMPCだ。ドアが開放されていたとしても、車両に接近することができない一般来場者の立場では見ることが難しい。
そして非常に細かなことなのだが、このUMPCにはintel(インテル)のロゴがしっかりと貼り付けられている。
会場説明員によると、PX-MiEVはUMPCをカーナビやオーディオ代わりとして使うことを想定しているという。普段持ち歩いているUMPCをクルマにセットすることで、ナビアプリを走らせたり、中に入れてある情報や音楽ファイルをそのまま活用できる。
展示車にセットされているUMPCは不稼動のモックアップだが、搭載を想定しているのはクラリオンが北米で販売している『MiND』のような機器。CPUにインテルの『Atom』を採用している…としているため、表面にインテルのロゴも貼り付けた。
「実はブース設営中にインテルの方に来場してもらい、インテルとして推奨される位置にロゴを貼り付けてもらいました」と説明員。来場者からはまったく見えないし、そもそも気がつきもしない部分だが、そこにPX-MiEV担当スタッフしてのこだわりがあるという。