シトロエン『Cクロッサー』は、三菱『アウトランダー』のOEMモデル。三菱とPSAプジョー・シトロエンは商品供給契約を結んでおり、この他プジョーモデルとして『4007』をOEM供給している。
Cクロッサーの2010年モデルは、新トランスミッションの6速「DCS」(デュアルクラッチシステム)を、ディーゼルの「2.2HDi 16V」グレードに用意。DCSは三菱の「ツインクラッチ-SST」と同じ6速2ペダルMTで、パドルシフトが装備される。
PSAとフォードが共同開発した2.2リットル直4ターボディーゼルは、最大出力156ps/4000rpm、最大トルク38.7kgm/2000rpmを発生しながら、欧州複合モード燃費は13.7km/リットル、CO2排出量は192g/kmと良好。DPFS(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター・システム)を搭載するなどして、排出ガス性能はユーロ5に適合させている。