豊田通商は、福助の株式を公開入札により追加取得し、子会社化した。豊田通商は、非自動車関連分野の事業を強化する方針で、福助を子会社化し、生活産業関連事業を強化する。
豊田通商は、2007年5月に福助と資本・業務提携契約を締結し、福助に23.2%出資した。これまで、信頼・協力関係を構築し、双方の強みを生かした事業展開・改革を推進し、経営でも豊田通商から福助へ取締役1人を派遣している。
今回、MKSパートナーズが運営する投資事業組合などの保有全株式1万5710を売却する公開入札に豊田通商が応札し、落札した。保有株式は227億1000万株、出資比率は75.2%となる。
今後、福助は経営面や物流面での改革を加速度的に進める構えで、両社のパイプをより太いものにするため、豊田通商から福助へ取締役3人を新たに派遣する。