豊田通商、福助を子会社化---非自動車関連事業を強化

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左より豊田通商常務取締役中山純、福助吉野哲社長、MKSパートナーズ松木伸男社長。 10月14日、豊田通商東京本社にて
  • 左より豊田通商常務取締役中山純、福助吉野哲社長、MKSパートナーズ松木伸男社長。 10月14日、豊田通商東京本社にて

豊田通商は、福助の株式を公開入札により追加取得し、子会社化した。豊田通商は、非自動車関連分野の事業を強化する方針で、福助を子会社化し、生活産業関連事業を強化する。

豊田通商は、2007年5月に福助と資本・業務提携契約を締結し、福助に23.2%出資した。これまで、信頼・協力関係を構築し、双方の強みを生かした事業展開・改革を推進し、経営でも豊田通商から福助へ取締役1人を派遣している。

今回、MKSパートナーズが運営する投資事業組合などの保有全株式1万5710を売却する公開入札に豊田通商が応札し、落札した。保有株式は227億1000万株、出資比率は75.2%となる。

今後、福助は経営面や物流面での改革を加速度的に進める構えで、両社のパイプをより太いものにするため、豊田通商から福助へ取締役3人を新たに派遣する。

《レスポンス編集部》

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