石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売り価格の週次調査によると、10月5日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり128.9円となり、前の週と比べて0.2円下落した。ガソリン価格の下落は9か月ぶり。
石油元売各社がガソリン卸価格を一部で引き下げており、需要が依然として低迷しているため、店頭価格も下落してきた。原油価格の下落や為替の円高基調で、今後も下落する可能性が高い。
ハイオクガソリンは0.2円下落して139.7円、軽油は0.1円下がって106.7円だった。
e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、10月7日現在のレギュラーガソリンの全国平均価格は122.42円/リットル、ハイオクは132.83円/リットル、軽油は98.18円/リットル。
★石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。