パイオニアは、ホンダを引き受け先とする第三者割当増資について、新株式の発行条件を変更する可能性があると発表した。
パイオニアは事業構造改革費用や転換社債の償還などのため、400億円程度の資金が必要で、この一環としてホンダの出資を仰ぐことで合意した。しかし、パイオニアと新しいスポンサー候補との交渉が難航、ホンダは25億円出資する意向は変えていないものの、新株式の発行を延期している。
パイオニアは引き続きスポンサー候補と財務パートナーシップに関する最終合意に向けて交渉していくとしているものの、スポンサー候補との合意内容によってはホンダに向けて発行する新株式の発行条件を変更する可能性がある。また、資金調達は9月までをメドとしていたが、これも遅くなる見込みとしている。