東京・臨海都心の商業施設、デックス東京ビーチは、昭和30 - 50年代の街並みを再現したテーマゾーン「台場一丁目商店街」で、ブリキ製の車のおもちゃを展示する「昭和の名車展」を10月25日まで開催している。
「昭和の名車展」は、世界的に知られるおもちゃコレクター北原照久氏が収集したブリキ製の車のおもちゃの中から、“マイカー元年”である昭和41年(1966年)前後の名車32台と、当時のセールスカタログなどを展示する“ブリキのモーターショー”だ。
今回の展示では、“車への憧れが強い時代”の車を揃えた。「憧れだった」、「初めて買った」など、当時の情景を思い出する人もいるだろう。トヨタ『クラウン』、日産『セドリック』、いすゞ『べレット』、ダイハツの三輪車『ミゼット』などを、北原氏の解説文とともに展示している。また、当時のセールスカタログ10点も同時展示、昭和名車史の勃興気を紐解く展示会になっている。