ピニンファリーナが「日本における2009年・秋」に出展 9月24日から

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伊ピニンファリーナは9月24日から10月17日、東京・臨海都心の日本科学未来館で開催される「ZIG-ZAG 伝統とイノベーション:未来に向かうイタリア」展に、コンセプトカー『Nido』(ニード)を展示する。「ZIG-ZAG」は、「日本におけるイタリア2009・秋」のメインイベント。

ニードは2004年パリサロン(パリモーターショー)で公開された、コンパクトカーの安全性を追求したコンセプトカーである。 

リアエンジンの2シーターで サイズは全長2890mm全幅1670mm全高1574mm。現行『スマート』欧州仕様と比べると、195mm長く、111mm広く、32mm高い。ホイールベースは2068mm。

Nidoがイタリア語で「巣」を意味するとおり、そのボディ構造は、まさに鳥の巣や卵から着想を得たコンセプトである。

既存のコンパクトカーが固いシェルで衝突から乗員を守ることに主眼を置いているのに対して、いかに衝撃を吸収するかに力点が置かれている。その一例として、ダッシュボードおよびシート後方にはハニカム型緩衝材が装着され、衝撃を吸収する。同時に、対歩行者安全性も向上すべく、柔軟性の高いボディ素材を使用している。

こうした技術とデザイン性の両立が評価され、ニードは公開されたパリサロンで「世界で最も美しい車」コンセプトカー部門賞に選定された。続く05年にはMoMAで特別展示された。さらに08年には、工業デザイン賞として著名なイタリアの「コンパッソ・ドーロ」も受賞している。

ピニンファリーナのパオロ・ピニンファリーナ会長は、「我々は日本で、ホンダに代表されるように、輝かしい協力関係を築いてきた。東京モーターショーでも1989年にフェラーリ『ミトス』を発表してゴールデンマーカー・トロフィを獲得し、1995年には2シーター・コンバーティブル、ホンダ『アルジェント・ヴィーヴォ』で好評を博した」と、これまでの日本との関係を振り返ったうえで、「先進工業分野におけるイタリアの優秀性と先進性の象徴として、Nidoが招待されたことに満足している」とコメントしている。
《大矢アキオ》

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