ホンダ、米国新車販売は14.2%増…8月実績

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ホンダ、米国新車販売は14.2%増…8月実績
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米国ホンダは1日、8月の新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は16万1439台で、前年同月比は14.2%増(季節調整済み)と、2008年6月以来、1年2か月ぶりに前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、『フィット』が前年同月比194.1%増の1万3593台と、6か月ぶりの前年実績超え。『シビック』も49.6%増の4万3294台と、2か月連続のプラスとなった。しかし、主力車種の『アコード』は5.4%減の3万9726台と、回復まであと一歩だ。

4月に米国市場へ投入された新型『インサイト』は、4226台と過去最高の販売台数を記録。だが、トヨタ『プリウス』の1万8886台とは4倍以上の開きがある。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、『CR-V』が3万0284台を販売し、前年同月比は58.3%増と2か月連続のプラスをキープ。けれども、大型ミニバンの『オデッセイ』は40.5%減の8904台、大型SUVの『パイロット』は28.2%減の7800台と落ち込んだ。

アキュラブランドでは、『TSX』が前年同月比7.1%増の2925台と、久しぶりの前年実績超え。しかし『TL』は37.6%減の3003台、『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)は51%減の149台と不振。SUVもマイナーチェンジ前の『MDX』が43.5%減の2820台、『RDX』が56.9%減の728台と低迷している。

米国市場の回復は、7月下旬から8月24日までの約1か月間実施された「CARS」(カー・アローワンス・リベート・システム)の効果が大きい。CARSは米国版スクラップインセンティブのことで、旧車(1984年式以降で燃費は7.6km/リットル以下)から一定の燃費基準を満たした新車に代替する際に、政府が下取り車と引き換えに最大4500ドル(約43万円)分の金券を支給するという内容だった。

このCARSには1か月間で、約70万件もの申し込みが殺到。米国政府が用意した30億ドル(約2790億円)の予算は瞬く間に底を突いたことから、米国政府は24日、早々と制度を打ち切った。

米国運輸省は8月26日、CARSを利用した顧客がどのメーカーの新車を購入したかに関する調査結果を公表。1位はトヨタで19.4%を占め、以下、2位のGMが17.6%、3位のフォードが14.4%、4位のホンダが13%。車種別では、1位のトヨタ『カローラ』に次いで、2位にシビックが入った。

米国ホンダのジョン・メンデル上級副社長は、「8月の新車販売の結果からは、顧客がいかにCARSのようなインセンティブを望んでいたかが分かる。我々は今後も精力的な販売活動を続けていく」とコメントしている。
《森脇稔》

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