マツダは、2008年度(2008年4月から2009年3月)を中心としたマツダの社会的責任(CSR)についての考え方や実績をまとめた「マツダ サステナビリティレポート2009」と、株主・投資家向けにマツダの経営・財務情報をまとめた「アニュアルレポート2009」を同時に発行した。
マツダ・サステナビリティレポート2009では、マツダが持続可能な社会を見据えてCSR活動に取り組んでいくという想いを込め、従来の「社会・環境報告書」を「サステナビリティレポート」に名称変更した。
今回、マツダが今後取り組んでいくべきCSRの重点領域として、地球環境における自動車メーカーとしての責務である「環境保全」、地域に根ざした「社会貢献」、企業活動の基盤となる「人間尊重」の3つに焦点をあてた。
同社は2001年度から「環境報告書」の発行を開始し、2004年度からは社会に関する領域を加えて、「社会・環境報告書」として内容の充実を図り、今回で9回目の報告となる。
一方、アニュアルレポート2009では「Challenge & Opportunity」をキーワードに、2008年度に実施した諸施策の成果と今後の持続的な商品主導の戦略について、山内孝社長兼CEOをはじめとする経営陣のインタビューなどを交えて紹介されている。