自動車部品市場、2015年にEV・HEV用が全体の4分の1に…富士キメラ

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自動車部品市場、2015年にEV・HEV用が全体の4分の1に…富士キメラ
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富士キメラ総研は26日、世界の自動車構成部品の市場・開発動向と、ハイブリッドカー(HEV)、電気自動車(EV)が普及した段階での市場変化の有無と方向性について調査し、「2009新自動車部品マーケティング便覧」を発刊したと発表した。

今回の調査によると、2008年の既存部品市場全体実績は8兆1828億円で、主要な次世代自動車構成部品市場は5647億円となり、全体の自動車部品市場に占める割合は6.4%だった。

2009年以降、次世代自動車構成部品市場は2015年までに毎年20%近く伸び続け、2008年実績比4.5倍の2兆5788億円、全自動車部品市場10兆4916億円の4分の1を占めると予測する。

自動車部品市場は、トヨタ自動車の『プリウス』、ホンダの『インサイト』が相次いで発売され好調な売上げを見せており、他社もHEVやEVの新型モデルの開発・市場投入のタイミングを前倒しにするなど、完成車メーカーの次世代自動車投入の動きが活発化している。このため、今後HEVやEVの市場拡大に伴いパワートレイン系や排気系の部品を中心に市場が変化すると見込まれる。

今回の調査では次世代自動車普及による部品・材料の変化を把握し、グローバル市場で生産台数に占める次世代自動車の比率が高まることで、既存の構成部品の軽量化や要求スペックの変化、新たに形成される次世代自動車の構成部品の今後の市場及び技術展望を明らかにすることを目的に今年5 - 7月にかけて部品サプライヤ、自動車メーカー、各種関連団体等に対して、直接面接取材と同社データベースを基に行った。

調査内容は、既存部品・システムとしてパワートレイン系(5品目)、排気系(5品目)、外装系(4品目)、足回り系(4品目)、室内系(4品目)、次世代部品構成部品(17品目)を対象とした。

EVの普及が進むと想定される裏で、内燃機関の減少がエンジンや排気系部品・システムの市場のシュリンクを惹起する事が予測され、これらの部品業界への影響は否定できない。しかし、2050年には次世代自動車部品市場は既存部品市場を逆転すると予想されるものの、EVの普及速度は想定していたより遅く、HEV需要が引き続き拡大するとともに、新興国での内燃機関車の需要も拡大が先行すると予想している。

今後のEVの主要部材の高機能化・低コストが順調に進んだ場合は、EVの急速な普及の可能性もあるため、既存の部品/システムメーカーにとっては現時点が長期戦略を構築する時期であると指摘している。
《レスポンス編集部》

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