武蔵精密工業は25日、特定子会社で連結子会社のムサシサウスカロライナ・インコーポレーテッド(MSC)を解散すると発表した。
同社は、昨年秋以降の事業環境の激変を受け、市場の低迷が継続し売上の拡大が見込めない環境下でも収益を確保できるスリムで筋肉質な企業体質を構築するため、グループの事業態勢を抜本的に見直し、部品事業の集約、生産拠点の再編・統廃合や人員の最適化を進めてきた。
この一貫としてMSCの4輪事業を北米にある他の連結子会社2社を中心に集約するとともに、ATV事業を日本とタイに移転する北米事業の見直しに目途がついたため、MSCを解散する。
MSCは今年12月末で営業活動を終了し、その後解散手続きに入る。