前走車を追い抜く弾みに路外逸脱、4人が死傷

自動車 社会 社会

20日未明、北海道江別市内の国道12号を走行中のワゴン車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側に立つ電柱に衝突した。この事故でクルマに乗っていた4人が死傷。警察では速度超過と、それに伴うハンドル操作ミスが事故の主因とみている。

北海道警・江別署によると、事故が起きたのは20日の午前3時45分ごろ。江別市文京台東町付近の国道12号を走行していたワゴン車が、前走車を追い抜こうとした弾みで対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の路外に飛び出し、電柱に衝突した。

クルマは大破。運転していた21歳の男性と、助手席に同乗していた21歳の男性が全身強打でまもなく死亡。後部座席に同乗していた21歳の男性2人が骨折など重傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側2車線の直線区間。事故を起こしたクルマは80km/h超のスピードで、前走車の追い抜きを繰り返しながら走行していたという。事故直前は第1車線を走行しており、第2車線へ進出した際に勢い余って対向車線に飛び出したようだ。警察では速度超過と、それに伴うハンドル操作ミスが事故の主因と推測。事故発生の経緯をさらに詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース