豊田自動織機、カーエアコン用コンプレッサー累計生産3億台

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豊田自動織機、カーエアコン用コンプレッサー累計生産3億台
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豊田自動織機は18日、8月にカーエアコン用コンプレッサーの世界累計生産台数3億台を達成したと発表した。これを記念して17日、同社刈谷工場で記念式典を行った。1960年1月、刈谷工場でコンプレッサー初号機を生産してから48年7か月目での達成となる。
 
同社のコンプレッサーは、1960年にトヨタの『クラウン』に初めて搭載され、1971年にはBMW向けに欧州への輸出を開始。以降、乗用車市場の拡大、エアコン装着率の伸びを背景に、製品性能、品質、信頼性の高さが評価を受け生産を拡大し、2003年には『プリウス』向けに電動コンプレッサーの量産を世界で初めて開始した。
 
生産開始から36年6か月かけて1996年に累計生産1億台に到達し、1億台から2億台までは7年10か月間を要したが、2億台から3億台までは5年3か月だった。
 
同社では、国内外の自動車メーカーのニーズに対応するため、生産体制の強化を図ってきた。現在、日本、北米、欧州、中国の4極でグローバルな生産体制を構築しており、国内3工場と海外4工場で2009年度は1450万台の生産を計画している。

《レスポンス編集部》

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