高品質と信頼性で業界最長の5年保証を実現 「Monobee」の新HIDラインナップ

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高品質と信頼性で業界最長の5年保証を実現 「Monobee」の新HIDラインナップ
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17日、アフター向けHIDメーカーの「Monobee(モノビー)」は、業界でも類をみない5年保証を実現したHIDの新ラインナップを発売した。

新型車を中心に普及が進むHIDヘッドランプ。アフターマーケットでも多くの用品メーカーが市販しているが、モノビーは、後発ブランドながら5年保証を実現。ハロゲンランプと比べて省電力・長寿命・高輝度という従来のメリットに加え、品質の高さを訴求している。開発にかかわったMonobee株式会社の重山澤氏と溝口聡子氏に、新商品のセールスポイントを聞いた。

◆抜群のコストパフォーマンスを実現

HIDランプは、従来型のハロゲンランプと比べて、省電力・長寿命・高輝度という特徴がある。一方、バラストと呼ばれる安定器が必要で、また、取り付けに関する技術や加工も必要になってくる。それでも、ここ数年で低価格化が進み、ずいぶん身近な存在になった。15年ほど前は20万円近くしたものが、今では1万円程度で出回っているほどだ。

「そのような激安品の中には、熱対策が不十分ですぐ壊れたり、光軸がズレて、左右非対称だったり、最悪の場合バルブ部のガラスが破損する恐れがある。そもそもヘッドライトは、夜間照明の役割を担う重要保安部品。安全に関わる部品だけに、モノビーはまず品質を最優先して開発した」と、重山氏は開発理念を語る。

これまでもモノビーのHIDランプは、コストパフォーマンスに定評があったが、後発組の部類。売り上げを伸ばそうにも「PIAA」「BELLOF」「CATZ」といった有名ブランドが立ちはだかる。「モノビーを今回フルモデルチェンジしたのは、もっと明るく、といった性能の向上に加え、大手を上回る品質の確保と信頼の獲得が狙い。そのため構成部品をすべて見直した」(重山氏)。コンデンサーは日本化学工業製で、許容温度105度と耐熱性に優れる。トランジスターは世界ナンバーワンのシェアを誇るアメリカ・ir社製。そのほか、infineon、TDK、FAIR CHILDなど高性能部品を世界各地から調達したという。

◆25Wのフォグランプも充実

モノビーが目指したのは「クレームゼロ」だ。充実のサポートもモノビーの特長で、「新商品ではお客様からいただいた要望も数多く反映させた」(溝口氏)という。HIDランプの心臓部ともいえるバラストは保証が5年間、消耗品のバルブが18カ月間。いずれも保証期間内に故障した場合は、新品と交換する。大手メーカーの保証が1 〜3年間なので、モノビーの5年保証というのは鮮烈なインパクトがある。こうしたアフターサービスの手厚さで、競合各社と差別化を図り、ブランド力を高める考えだ。

バラストのICチップ連続作動試験を従来の5万回から10万回へ引き上げるなど、耐久テストも強化した。こうして完成した「新生モノビー」は、仕事効率が従来品の80.2%から88.7%に増し、光量も25%向上。35Wの低消費電力から4倍以上の約160W相当の明るさを実現した。

あわせて適合車種を拡充。188のワイドバリエーションとすることで、国産車、輸入車問わず、ほぼ全車に対応する体制を敷いた。そのなかには5段階調整式、デュアル式(1本のバルブでHi/Loを搭載)、色温度1万2000K仕様など、利便性とファッション性をさらに高めたタイプもあれば、競合各社に先駆け、25Wのフォグランプ用を充実させたのもセールスポイントのひとつだ。

価格帯は2万9400〜4万4100円。売れ筋のH4タイプHi/Loの35W/6000Kダイヤモンドホワイトは、3万5700円。他社では6〜7万円クラスの価格帯の商品だが、モノビーでは4万円を大きく切りながら、5年保証を実現させた。重山氏は「いまHIDは、低価格と高価格の二極化が進んでいるが、モノビーは品質を確保した上で中間価格帯で展開する。今後は需要が高まりつつあるHIDのフォグランプも強化していく」方針だという。当面の販売目標は月販1000セット、年内に4000セットの受注達成を目指す。

■Monobee オフィシャルサイト

《近藤ひでつぐ@DAYS》

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