シボレー コルベット GT2、エタノール燃料に対応

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GMのモータースポーツチーム、「コルベットレーシング」は4日、シボレー『コルベット』のGT2マシン「C6.R」を発表した。コルベット最強グレードの「ZR-1」がベースのレーシングカーだ。

コルベットはFIA・GT選手権やALMS(アメリカンルマンシリーズ)に参戦中。米国で人気のALMSでは最高峰のGT1クラスへ1999年、「C5-R」を投入。2005年には現行「C6.R」にマシンが交代した。しかし、GT1クラスの相次ぐメーカーの撤退により、2年前からGT2クラスに活躍の場をシフト。そのGT2マシンが今回、新型に移行した。

マシンのベースは、コルベットの最強グレードのZR-1。チューブラースチールセーフティケージ構造のアルミフレームは、市販車からの流用だ。ZR-1との外観上の違いは、大型タイヤを収めるためのワイドフェンダー。大型リアスポイラーなど、空力性能を高めるパーツも追加されている。

ボディサイズは全長4475×全幅1996×全高1166mm。市販バージョンのZR-1と比較すると、全長は同じだが、全幅は76mmワイド、全高は79mm低められている。

エンジンは旧GT1マシンの7.0リットルV8をベースに、GT2のレギュレーションに適合させるために排気量を6.0リットル化したユニット。最大出力は590psから470psに抑えられている。このV8はE85エタノール燃料を使用し、環境への負荷を低減しているのが特徴だ。

新型GT2マシンは、6 - 8日に米国オハイオ州で開催されるALMSの「アキュラスポーツカーチャレンジ」でデビュー。ALMSの残り5戦で性能を確認し、2010年シーズンから本格参戦となる。

コルベットはALMSにおいて、1999年の初参戦以来77勝を達成し、8度のクラス優勝に輝いている。新型に切り替わったマシンは、フェラーリやポルシェ、アストンマーチンなどのライバルを相手に、どんな活躍を見せてくれるだろうか。

《森脇稔》

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