ハンガリーGP予選で頭部の損傷を負い、入院していたフェラーリのフェリペ・マッサが月曜日、ブダペスト市内の病院を退院。プライベートジェットで母国ブラジルへ帰国した。
左目がまだ痛々しく腫れているものの、経過は良好。本人も復帰へ意欲を見せている。
マッサのインタビューはフェラーリのウェブサイトに掲載されているが、それによると、マッサは事故発生当時の記憶がなく、ルーベンス・バリチェロの後方を走っていたことは覚えているものの、次に覚えているのは病院での場面だという。
この記憶の空白について本人は、「変な感じだ」としながらも「今は気分もだいぶいいよ。1日も早くフェラーリのマシンに戻れるよう元気になりたい」と語っている。
代役としてミハエル・シューマッハが復帰することについては、「彼のように偉大な存在に僕のマシンを渡せるのは最高の選択。彼には僕のアドバイスなんて必要ないよね。みんなもきっと満足してくれると思う。ただし僕もできるだけ早くサーキットに戻るつもりだけどね」と、コメントしている。