豊田通商が発表した09年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比79.3%減の74億1000万円と大幅減益ながら黒字をキープした。
売上高は同45.3%減の1兆0551億8800万円となった。自動車メーカーの急激な減産と市況の下落で金属本部が大幅減収となったほか、機械・エレクトロニクス本部も自動車生産用部品などが不振で落ち込んだ。自動車販売も低迷して自動車本部も大幅減収となった。
損益では、売上げ不振の影響で経常利益は同77.3%減の94億0900万円、当期純利益は同85.9%減の26億6700万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。