ホンダが発表した09年上半期(1 - 6月)の四輪車の生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同期比33.7%減の131万7309台と11年ぶりにマイナスとなった。ただ、中国が順調で過去最高となり、トヨタ、日産と比べてマイナス幅は小さかった。
国内生産は同37.1%減の37万6363台と2年連続マイナスだった。国内販売、輸出ともに落ち込んだため。
国内販売は同15.0%減の28万1817台と2年ぶりにマイナスだった。特に軽自動車が不振だった。
輸出は同54.9%減の14万4836台と2年連続でマイナスだった。
海外生産は同32.3%減の94万0946台と13年ぶりに前年割れとなった。北米が同38.5%減、欧州が同86.0%減だったが、中国は同3.3%増と前年を上回った。中国を含むアジアは同7.3%減にとどまった。