ブリヂストン、リトレッドタイヤ重要部材の生産工場をタイに新設

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ブリヂストンは10日、日本・アジア・中国でリトレッドの浸透とソリューション・ビジネスの基盤整備に向けた生産拠点として、重要部材であるプレキュアトレッドの新工場をタイに建設することを決定した。7月から新工場を着工、2010年11月から生産を開始する予定。

リトレッドタイヤは、使用済みのタイヤのトレッド(接地)部分を取り除き、新たにトレッドゴムを加硫・圧着して再使用できるようにしたタイヤ。リトレッドタイヤは、新品タイヤに比べて、原材料の使用が3分の1以下になる、CO2削減、廃タイヤの削減など環境保全の面で優位性がある。
 
新工場は「ブリヂストン・バンダグ・マニュファクチャリング・タイランド」でタイのチョンブリ県アマタナコン工業団地に建設する。生産能力は2013年下期に新ゴム量で日産30tで、従業員は100人の予定。投資額は約52億円。

《レスポンス編集部》

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