踏切に進入して死亡、音楽で警報機に気づかず?

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5日未明、奈良県田原本町内の近鉄橿原線の踏切で、遮断機が下りた後に進入してきた原付バイクと、通過中の下り普通列車が衝突した。この事故でバイクに乗っていた17歳の男子高校生が死亡している。

奈良県警・田原本署によると、事故が起きたのは5日の午前0時20分ごろ。田原本町宮森付近にある近鉄橿原線、笠縫−新口駅間の踏切で、遮断機が下りた後に踏切内へ進入してきた原付バイクと、通過中の下り普通列車(大和西大寺発/橿原神宮前行き、4両編成)が衝突した。

バイクは弾き飛ばされ、乗っていた17歳の男子高校生は全身を強打して即死。列車の乗客乗員約80人にケガはなかった。

現場は警報機や遮断機の設置された踏切。死亡した高校生はMP3プレイヤーを使用。大音量で音楽を再生しながらバイクを運転していたとみられる。警察では警報機の音に気づかなかった可能性はあるものの、踏切へ強引に進入したことが事故の主因としている。

《石田真一》

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