6月29日午前、神奈川県横浜市神奈川区内の県道で、交通違反を行ったとしてパトカーに追跡されていた原付バイクが、交差道路を進行してきた乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた19歳の少年が重傷を負っている。
神奈川県警・神奈川署、港北署によると、事故が起きたのは6月29日の午前10時30分ごろ。これより5分前の午前10時25分ごろ、横浜市港北区内の県道をパトロールしていた港北署のパトカーが、車線変更禁止区域にも関わらず車線変更を行った原付バイクを発見。停止を命じたが、バイクは速度を上げて逃走した。
パトカーは逃走する原付バイクの追跡を開始。バイクは横浜市神奈川区六角橋6丁目付近の県道交差点に赤信号を無視して進入したが、交差道路を青信号に従って進行してきた乗用車と出会い頭に衝突。運転していた19歳の少年は数メートル弾き飛ばされて全身を強打し、近くの病院に収容されたが、腰骨などを折る重傷を負っている。
現場は見通しの良い交差点。パトカーはサイレンと赤色灯を使用した状態で追跡を行っていたという。