フィアットグループオートモービルズジャパンは25日、アルファロメオ『159』『ブレラ/スパイダー』2車種の制動装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年1月10日から2008年3月26日に輸入された772台。
AT車の制動装置で、バキューム能力が不足しているため、ブレーキ操作を頻繁に行うとブレーキアシスト力が低下し、制動停止距離が伸びるおそれがある。
全車両、ブレーキ負圧ポンプ一式を追加する。
不具合発生件数は7件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。