AMGドライビングアカデミー、米国初上陸…新型SLSAMGも登場

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メルセデスベンツUSAは24日、「AMGドライビングアカデミー」を今秋、米国で初開催すると発表した。9月のフランクフルトモーターショーで発表予定の、新型『SLSAMG』の受講コースも設定される。

AMGドライビングアカデミーは、2007年に欧州で開始。プロインストラクターが、サーキットでAMG車の性能をフルに引き出すテクニックを伝授する。

米国の顧客の要望に応じて、同アカデミーが米国初上陸。会場は、9月9 - 15日がコネチカット州ライムロックパーク、9月22-27日がフロリダ州パームビーチ国際レースウェイ、11月7 - 8日と17 - 20日がカリフォルニア州ラグナセカレースウェイだ。

受講者のスキルに応じて、2種類のプログラムを設定。「AMGドライビングアカデミー・ステージ1」は、基本的な車両コントロールを学ぶ内容。コースは1日で、受講費用は1895ドル(約18万2000円)だ。

「AMGドライビングアカデミー・ステージ2」は、ステージ1を終えた上級者向け。サーキットでコンマ1秒を削る技術を習得する。車両にはコンピューターとカメラが搭載され、受講者の運転スタイルをデータ化。コースは2日間で、受講費用は3495ドル(約33万5000円)となる。

各コースとも、車両は最新AMG車を使用。『E63』『SL63』『C63』『SLK55』『CLK63ブラックシリーズ』などが用意される。注目は9月に正式発表予定のSLSAMGが、早くも登場することだ。

これは、「AMGドライビングアカデミー・ステージ1」の「SLSコース」として、11月17 - 20日にラグナセカで開催されるもの。最大出力571ps、最大トルク66.3kgm、0 - 100km/h加速3.8秒、最高速315km/hの性能が体験できるコースとして人気を集めそうだ。受講費用は2295ドル(約22万円)で、インターコンチネンタルホテルの宿泊代が含まれる。

欧州、米国とくれば、次なるAMGの主要市場は日本。日本でのAMGドライビングアカデミーの開催にも期待がかかる。

《森脇稔》

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