【スバル レガシィ 新型発表】トヨタ紡織、樹脂製吸気パーツを初供給

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トヨタ紡織は24日、自動車の軽量化による燃費性能の向上、CO2排出量削減を目的に、樹脂製のインテークマニホールドを富士重工業と共同開発し、5月に富士重工が発売した新型『レガシィ』に採用されたと発表した。トヨタ紡織が富士重工からインテークマニホールドを受注するのは、今回が初めて。

樹脂製インテークマニホールドは、樹脂材料に熱・強度に優れたナイロン系樹脂を採用し、従来のアルミ製と比較して約60%の軽量化を達成した。燃費性能向上による二酸化炭素排出量削減と、車両の低重心化による走行・操縦安定性能向上に寄与する。
 
また、エンジンの各シリンダーに空気を送り込むポート(パイプ)の一部を別部品で構成し、目標エンジン性能(馬力・トルク)に必要なポート長を確保しつつ、振動溶着工法を実現した。
 
樹脂製インテークマニホールドは、2000年のトヨタ自動車のカローラに採用されたのを皮切りに、現在では軽自動車を含めて幅広い車種に採用されている。今回、樹脂製インテークマニホールドが採用されたのは、新型レガシィのB4とツーリングワゴンに設定される2.5リットル水平対向4気筒SOHCエンジン搭載モデルの「2.5i」。
 
トヨタ紡織は、今後も吸気系トータル性能を企画・設計できるシステムメーカーとして競争力を強化していくとともに、次世代技術開発を積極的に推進し、環境・エネルギー・健康など社会的要請に応える製品開発を目指すとしている。

《レスポンス編集部》

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