OKIセミコン、液晶向けLSIの新製品開発…画質調整とタイミングコントローラ内蔵

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OKIセミコンダクタは、タイミングコントローラ(TCON)内蔵中小型TFT液晶ディスプレイ用画質調整LSI「ML86V8101」を開発した。

新開発LSIは、画質調整機能とTCONの1チップ化、3.3V単一電源化を実現し、映像表示システムの高画質化とコスト・実装面積の削減を可能としている。

このLSIはディジタルRGB映像信号に対しコントラスト調整、ブライト調整、ガンマ補正を行う機能を持ち、TFT液晶ディスプレイを搭載した映像表示システムに対し最適な画質調整を実現できると、している。

また、TCONを内蔵することでQVGAからQHDまでの多様なTFT液晶パネルへの直接接続が可能となる。また、LSIはmマイナス40度〜プラス85度の動作温度保証をしているため、カーナビゲーション、ディスプレイ付きオーディオ、後部座席パネルなどの車載映像表示システムに使用できる。

このLSIは5月からサンプル出荷しており、量産出荷は今年8月の予定。

《レスポンス編集部》

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