トーロロッソがモナコGPでの一件でルノーに謝罪文をEメールで送っていたことが明らかになった。これはトーロロッソのセバスチャン・ブエミが1コーナーのサンデヴォーテでブレーキングを遅らせた際、ルノーのネルソン・ピケに追突してリタイアさせてしまったというもの。
ルノーで2年目のシーズンを迎えているピケにとって、モナコではようやくチームメイトのフェルナンド・アロンソと並ぶパフォーマンスを見せることができていただけに、アクシデントに納得が行かなかったことは言うまでもない。
「ネルソン(ピケ)はモナコでのパフォーマンスを誇りに思うべき。あれは不運だっただけで、ネルソンの落ち度ではないから。その証拠に、珍しいことにトーロロッソからアクシデントの謝罪メールが届いたんだよ」と、エグゼクティブ・ディレクターのパット・シモンズは語っている。