市光工業、インドFIEMと資本・業務提携

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市光工業は、インドの大手自動車用ランプ・ミラーメーカーであるフィエム・インダストリーズ(FIEM)と、資本・業務提携することで基本合意した。

市光工業とFIEMの両社は、2005年11月に、市光工業からFIEMにミラーグラスの生産技術を供与する技術支援契約を締結した。今回、新たに資本関係を含めた提携強化を図ることで、両社はインド市場での自動車用ランプ及びミラー事業で協力し、製造、開発体制を強化する。

新たな技術支援として、市光工業はFIEMに対し、自動車用ランプ、ミラーの製造、開発に関する技術を提供する。市光工業が設計した製品の一部、または部品をFIEMで製造し、現地の自動車メーカーに供給することも視野に入れた製造委託も検討する。さらに、市光工業はFIEMの発行済株式の5%を取得し、資本提携する。

市光工業は、成長が見込めるアジア市場を攻略するため、国内外のグループ全体の経営資源を戦略的に配分する構造改革を実施しており、中国に次ぐ自動車産業の拡大市場と位置付けられるインドでFIEMとの協力体制を強化することで、事業のグローバル展開を加速する。

《レスポンス編集部》

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