電子情報技術産業協会が発表した4月の民生用電子機器の出荷金額は2003億円、前年同月比13.7%減と7か月連続マイナスとなった。
分野別では、映像機器国内出荷金額は1408億円、同6.6%減と3か月連続のマイナス。音声機器国内出荷金額は148億円、同24.4%減と9か月連続のマイナス。カーAVC機器国内出荷金額は447億円、同27.1%減と7か月連続のマイナスとなった。
機器ごとの出荷台数では、カーオーディオは、カーステレオ本体(カセット)が6000台、同78.9%減、カーCDプレーヤが24万6000台、同52.6%減と大幅なマイナスだった。カーステレオとカーCDプレーヤの合計は25万2000台で、同54.1%減と半減した。
カーカラーテレビは2万5000台、同73.8%減と9か月連続のマイナスとなった。カーDVDは1万1000台、同61.7%減と7か月連続の大幅なマイナス。
カーナビゲーションシステムは34万1000台、同2.7%減だった。ソース別構成比は、CD/DVD-ROMタイプが14.2%、HDDタイプ(その他)が85.8%だった。
ETC車載ユニットは63万6000台、同89.3%増と、前月に引き続きETC割引制度の効果で大幅なプラスとなった。