万引きを阻止しようとした店長、クルマにはねられ重傷

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20日夜、愛知県幸田町内のスーパーマーケットで、万引きをした外国人少年3人の逃走を阻止しようとした店員が、この少年らの乗るクルマにはねられて重傷を負う事件が起きた。警察はこれまでに2人を逮捕。残る1人の行方を負っている。

愛知県警・岡崎署によると、事件が起きたのは20日の午後7時10分ごろ。幸田町菱池付近にあるスーパーマーケットで、外国人風の少年3人が商品約1万8000円分を詰めたカゴを持ったまま店外に出ようとしているのを店員が発見した。

1人はまもなく取り押さえられたが、残る2人は逃走。34歳の男性店長が追跡したが、2人の乗ったクルマにはねられた。店長は骨折などの重傷。1人を取り押さえた25歳の男性店員も顔面を殴打され、鼻骨を折る重傷を負っている。身柄を確保されたのはフィリピン国籍を持つ18歳の少年で、強盗傷害の現行犯で逮捕されている。

警察では事後強盗事件として捜査を開始。21日未明にフィリピン国籍を持つ22歳の男が警察に出頭。クルマを運転していたことを認めたことから、強盗傷害やひき逃げ容疑で逮捕した。

警察は逮捕された2人を厳しく追及。逃走を続ける1人の行方を追っている。

《石田真一》

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