新型 スカイライナー 登場…成田空港特急 MAX160km/h

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東京の上野と千葉の成田国際空港間を結ぶ京成電鉄は20日、車両基地の宗吾車輌管理所において、新型で3代目のスカイライナーを公開した。2011年には都心側のターミナルとなる日暮里駅と、空港第2ビル駅間を成田新高速鉄道経由36分で結ぶ。

09年に会社創立100周年を迎える記念の意味もあり、ファッションデザイナーでプロヂューサーの山本寛斎氏に車輌デザインを依頼した。デザインのコンセプトは、外観が「風」、インテリアデザインが「凛」。

最高速160km/hにふさわしい、スピード感あふれるウェッジの効いた先頭車両と、シンプルななかにユニバーサルデザインにも配慮した居住性や使い勝手充実の客室を実現している。

車体外装のカラーリングは、スピード感を表現する“ウインドブルー&ストーリームホワイト”。日本古来の伝統色である藍色にメタリックを配した。ストリームホワイトは他の色を一切排した白の中の白を目指した。

インテリアデザインの「凛」の空間は、無駄なものを削ぎ落しながらもきめ細やかな配慮が施された。開放感のある高いドーム型天井には、透明感のあるガラス素材を用い、間接照明でソフトな環境を表現している。フロアには日本の伝統模様である市松模様をアレンジし、色合いで「波」を表現した。

座席はシートピッチを1050mmに設定、足元の余裕に配慮しバックレスト厚さを減らしつつ、着座感を損ねない薄型軽量クッション材の『バネックス』(川島織物セルコンの商標登録)を鉄道車両として初めて採用した。

また座席下にはパソコン利用のための電源コンセントを装備、出入り口近くのラッゲ-ジスペースには防犯カメラを設置した。障害者の利用にも応える多機能トイレ、乗降口手すりのLED照明など、ユニバーサルデザインにも配慮した。

製造は日本車輌。最高速160km/hはJRを除く私鉄最速だ。新設の成田新高速鉄道を経由して、日暮里 - 空港第2ビル駅間を現行より15分短縮の最短36分で結ぶ。

《浜田拓郎》

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