17日、富山県小矢部市内にある寺の境内で、バックで進行していた乗用車が暴走、クルマの後ろを歩いていた女性をはねて重傷を負わせる事故が起きた。警察はクルマを運転していた女性から事情を聞いている。
警察の調べに対して女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えたかもしれない」と供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。
富山県警・小矢部署によると、事故が起きたのは17日の午前9時50分ごろ。小矢部市津沢付近にある寺の境内で、駐車スペースに向けてバックで進行していた乗用車が突然加速。そのまま暴走し、クルマの後ろを歩いていた71歳の女性に衝突した。
女性は転倒した際に左足を骨折する重傷。クルマは止まらずに寺の本堂に突っ込み、入口付近を破壊してようやく停止した。警察ではクルマを運転していた62歳の女性から自動車運転過失傷害や建造物損壊容疑で事情を聞いている。