消防士が飲酒運転、正面衝突事故を起こす

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16日深夜、大分県佐伯市内の国道217号を走行中の軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた別の軽乗用車と正面衝突する事故が起きた。警察は逸脱側のクルマを運転していた消防士の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

大分県警・佐伯署によると、事故が起きたのは16日の午後10時30分ごろ。佐伯市護江付近の国道217号を走行していた軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた別の軽乗用車と正面衝突した。

双方のクルマは中破。順走側のクルマを運転していた28歳の男性が両足を打撲する軽傷を負った。逸脱側のクルマを運転していた22歳の消防士の男からは、呼気1リットルあたり0.42ミリグラムの高濃度アルコール分を検出。警察は自動車運転過失傷害や道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

現場は片側1車線の直線区間。逮捕された男は同日に開かれた労組主催の野球大会に参加。打ち上げで酒を飲んでいた。他の参加者は男がクルマで来ていたことを認識せず、酒を勧めたとみられており、警察では関係者からも事情を聞いている。

《石田真一》

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