金子一義国土交通相は15日の閣議後会見で、今夏のお盆の高速道路料金について、普通車の休日上限1000円をお盆期間中の平日に拡大することを検討していく考えを明らかにした。
ゴールデンウィーク期間中の渋滞が昨年より倍増したことを受けた措置で、国交相は「15日と16日の土日に集中すると考えると分散させることを考えるべきだ」と述べた。
お盆のほか、年末年始についても同様のことを検討する考えだが、渋滞で影響を受けるトラック輸送など物流・流通への対策もあわせて検討していく考えを示した。
衆院選を控えるなか、選挙対策ではとの指摘があることに対しては「早めに国民に知ってもらう準備期間が必要だ」と述べ、選挙対策との見方を否定した。