東日CG、中期経営計画を見直し

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東日カーライフグループは、2007年11月に公表した中期経営計画(07 - 09年度)を見直し、09年度を初年度とする新たな中期経営計画(09 - 11年度)を策定した。 

同社グループでは07年の下期からグループの再生に向け、財務面、収益面、管理面等の抜本的な見直しに立った中期経営計画「TR-10」をスタートし、ディーラー事業への回帰という基本方針の下、グループ事業会社全体の再編の中で東京日産をコアとする事業会社間の結びつきをシンプルでダイレクトな形に再構築した。

掲げた4つのアクションプランの実行を通して、初年度の損益目標、負債削減目標は達成した。しかし、08年度の後半から顕在化した急激な自動車需要の大幅な落ち込みにより、グループの損益が再び大きく悪化した。この急激な事業環境の悪化に対応するため、新たな中期経営計画「新TR-10」を策定し、対処する。

TR-10の基本的方針である「コア事業への回帰」を維持しながら、固定費の圧縮と資産のスリム化をさらに推進し、収益の改善と有利子負債の圧縮を図る。

新TR-10の計画最終年度の11年度(12年度3月期)には連結売上高750億円、連結営業利益率2.2%、連結経常利益率1.2%を目指す。

《レスポンス編集部》

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