MonotaRO(モノタロウ)は、切削工具の「再研磨・再コーティングサービス」を5月14日から開始すると発表した。
再研磨・再コーティングサービスは、切れ味の悪くなったドリルやエンドミルを無料で回収し、研磨・コーティングをして新品と同じ切れ味の商品に仕上げるサービス。サービスは、専用依頼書をファックスするだけで1本から無料で回収、新品の3 - 8割程度の料金で利用できる。
現在、機械工具全体の市場規模は約4900億円、超硬エンドミルの市場規模は新品で約370億円で、再研磨・再コーティング市場の規模は、それを上回る約400億 - 600億円といわれている。
同社では、長引く不況でコスト削減が求められる中、再研磨・再コーティングサービスを展開、通常廃棄されていたドリルやエンドミルの大量廃棄の抑制でき、環境対策にも良い取り組みである上、顧客のコスト削減に貢献することを目的にサービスを開始する。