曙ブレーキ09年3月期決算…最終赤字162億円

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曙ブレーキ工業が発表した2009年3月期の連結決算は、営業損益が62億8900万円の赤字となった。

売上高は前年同期比13.6%減の1596億4900万円と大幅減収となった。世界の全市場で想定を超える自動車の大幅で急激な減産の影響を受けた。為替差損や上期の原材料価格高騰の影響もあって経常赤字が79億円だった。
 
来期以降の早期収益改善を目指したコスト構造改革実行に伴う資産の減損、再編費用引当、株式市場低迷による投資有価証券の評価損失の計上、繰延税金資産の評価を見直しなどから、最終赤字は162億7700万円となった。
 
今期の業績見通しでは売上高が同23.6%減の1220億円、営業利益が25億円、経常利益が5億円、最終利益が2億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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