武蔵精密、リストラ計画の進捗状況を公表

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武蔵精密工業は、今年2月6日に公表した事業再編計画の進捗状況を公表した。

能登工場(石川県羽咋郡志賀町)の2輪カムシャフト事業は、当初の予定通り九州武蔵精密(熊本県球磨郡錦町)へ移転し、能登工場は2009年3月末で閉鎖した。ムサシオートパーツユーケー(英国)からムサシハンガリーマニュファクチャリング(ハンガリー・エルチ)への4輪部品事業の集約は、当初の予定通り2009年度上期中の移転完了を目指して推進しており、移転完了後にムサシオートパーツユーケーは閉鎖する計画。
 
ムサシサウスカロライナ(米国)の4輪部品事業(ATギヤ・ベベルギヤ)、2輪部品事業(ATV)は、2009年末の完了を目指して移転を進めている。4輪部品事業はムサシオートパーツミシガン(米国)、ムサシオートパーツカナダ(カナダ)へ、2輪部品事業は日本およびタイへ移転し、それぞれの部品事業を集約する。
 
また今回、2輪・4輪商品開発のシナジー効果を高めるとともに開発業務の効率化を目的に九州武蔵精密の2輪商品開発機能を2009年6月から本社に集約する。今後、試験機器・人材の増強など、社内開発体制を強化する。

《レスポンス編集部》

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