スズキが発表した2008年度の四輪車生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年度比5.4%減の249万3657台と8年ぶりに前年割れとなった。
国内生産は同6.6%減の113万9085台と、5年ぶりにマイナスとなった。国内向けは前年並みだったが、輸出が落ち込んだ。
国内販売は同1.2%減の66万48809台と小幅なマイナスにとどまった。市場全体が落ち込む中で、軽自動車、小型車ともに健闘した。登録車シェアは前年度と比べて0.5ポイントアップして3.0%、軽自動車が1.0ポイントアップの32.0%だった。
輸出は同18.8%減の33万6470台と大幅に落ち込んだ。主に米国、欧州向けの台数が減少し、4年ぶりにマイナスとなった。
海外生産は同4.4%減の135万4572台と8年ぶりに前年割れとなった。主にパキスタンでの生産台数が減少したためだ。