三菱自動車工業は16日、国内工場の5月の平日ライン停止予定を明らかにした。それによると『アウトランダー』などを生産する名古屋製作所は4月に4日間停止するが、5月の停止日はゼロとする。
また、子会社のパジェロ製造は8日間から5日間に減らす。一方で水島製作所の乗用車ラインは4月の5日間から6日間に増やし、同製作所の軽自動車ラインは4月と同じ4日間となる。
4ラインの合計稼働日は若干増加するものの、依然として低水準の生産が続く。
一方、同社は管理・間接部門についても新たに一斉休業日を設けることとした。今月28日を手始めに、今年度内に最大6日間の休業日を設定し、労務費の削減につなげる。