神戸製鋼所は、ドイツの大手伸銅メーカーであるウィーランド社と半導体リードフレーム用銅合金「スーパーKFCシリーズ」3品種の製造販売に関するライセンス供与契約を締結した。
今回のライセンス供与契約は、調達リスク低減のため、調達先を複数社とするいわゆる「調達マルチソース化」のユーザーニーズに対応するもの。
ウィーランド社は、欧州を代表する伸銅メーカーの一社であり、神戸製鋼所とは北米で銅管事業の製造販売会社「KobeWieland Copper Products, LLC」を合弁で経営している。今回のライセンス供与契約はこのような関係の中で実現したもので、今後は両社で「スーパーKFCシリーズ」の世界標準化を目指す。