缶酎ハイを飲みながらバイク運転の少年、飲酒検知拒否で逮捕

自動車 社会 社会

埼玉県警は11日、2人乗りの原付バイクを酒気帯び状態で運転していた17歳の少年を道路交通法違反(飲酒検知拒否)の現行犯で逮捕した。少年は缶酎ハイを飲みながら運転していたとみられている。

埼玉県警・春日部署によると、逮捕された少年は11日の午前3時30分ごろ、春日部市南付近の市道で、2人乗りの原付バイクを酒気帯び状態で運転。その後の職務質問でアルコール検知を拒否した疑いがもたれている。

春日部市内をパトロールしていた同署員が、酎ハイとみられる缶を持ちながらバイクを運転する少年を発見。職務質問を行うために停止を命じた。少年は現場付近のコンビニエンスストア駐車場にバイクを乗り入れたが、アルコール検知は頑なに拒否。警察は飲酒検知拒否での逮捕後、改めてアルコール検知を実施したが、この際には呼気1リットルあたり0.4ミリグラムのアルコール分を検出したという。

少年は職務質問前に缶をゴミ箱に捨てていたが、調べに対しては「飲酒運転の発覚を恐れた」、「アルコール検知に応じないことで逮捕されるとは思わなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集