石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売価格の週次調査によると、4月13日時点でのレギュラーガソリンの全国平均は1リットル当たり前の週よりも0.9円上がって114.1円だった。
レギュラーガソリンは10週連続上がった後、横ばいとなり、今回2週連続で上がった。石油元売各社は需要低迷で減産を強化して需給を引き締めているほか、円安ドル高となり、原油調達コストが上がったため、卸価格を引き上げており、店頭価格も依然として上昇基調にある。ただ、価格が上昇基調にあるため、需要低迷は一層落ち込み、原油価格も下落基調にあるため、そろそろ値上がりも限界との声も。
ハイオクガソリンも0.9円上がって124.9円、軽油も0.1円上がって99.5円と、2週連続で値上がりした。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、4月15日のレギュラーガソリンの全国平均価格は107.8円/リットル、ハイオクは 119.2円/リットル、軽油は89.57円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。