今月中に世界モータースポーツ評議会で裁定が決まるマクラーレンの“嘘つき騒動”。最悪の場合は今シーズンの出場資格剥奪という厳しい裁定がチームに下される可能性もあると噂されているが、もしネガティブな結果になった場合、ディフェンディングチャンピオンのルイス・ハミルトンがチームを去ることもありうると言う。
そうなった場合、噂の移籍先として浮上するのがブラウンGPというわけだ。エンジン供給しているのはマクラーレンと同じメルセデス・ベンツ。しかも本社サイドは今回の騒動にかなりご立腹のようなだけに、ハミルトンのブラウンGPを喜んで後押しする可能性があるという。
もし実現するとしたら、シートを失うのはルーベンス・バリチェロだろう。しかしかつてバリチェロをドライバーとして起用した経験を持つ大御所ジャッキー・スチュワートは、「ルーベンスはルイスにはないセットアップ能力を持っている。ロス(ブラウン)はシーズン中のテストが禁止されていることもよく考慮すべき」とアドバイスしている。