伊藤忠商事は、米国現地法人であるイトチュウ・インターナショナルと共同で米国の太陽光発電システムインテグレーター(SI)であるソーラー・ネット社の85%の株式を買収したと発表した。
また、日本でも住宅分野太陽光発電SIである日本エコシステムの67%の株式をアール・ビーインベストメント・アンド・コンサルテイングなどから買収し、6月末までに85%まで買い増しを行う予定。
伊藤忠はこれまで、米国のソーラー・デポットを2007年6月に買収したのを皮切りに太陽光発電の3大主要市場である日米欧で、太陽光発電システムの普及に貢献するSIを相次いで買収してきた。
今回もこの一環で、三極間で最新の需要動向、製品市況、大規模発電事業(ソーラーパーク)への投資環境などの情報を共有し、各市場での最適で強力な販売ネットワーク、効率的な流通形態を作り上げる方針だ。