イエローハットは、継続企業の前提に関する重要な疑義を解消したと発表。同社は、2008年9月期連結決算で、金融機関とのタームローン契約書に定める借入人の確約条項に抵触する事実が発生したことにより、継続企業の前提に重要な疑義が存在していた。
同社では、確約条項を含むこの契約の条件変更を要請していたが全貸出人の合意を得て、契約条件の変更が成立した。同社グループは、契約条件の変更を要請するにあたり、営業力の強化、利益率の向上、徹底した経費の削減、保有資産の売却などを柱とする新事業計画を策定・推進してきたとしている。
今後、事業計画にもとづき収益力、財務体質の改善を図ることで企業価値の向上を図る方針だ。