トヨタの新役員体制、外部から3人復帰

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トヨタ自動車は10日、6月末の定時株主総会後に正式決定する役員人事を内定したと発表した。豊田章男次期社長による第1次「組閣」であり、役員経験者で外部に転出していた3人を取締役に復帰させる異例の人事となった。

6月末の新体制についてはすでに副社長以上の人事が内定していたが、同日は取締役と常務役員の顔ぶれが内定した。取締役には、常務役員で2007年に退任していたトヨタアドミニスタ社長の前川眞基氏と、トヨタ輸送社長の伊原保守氏が専務取締役で復帰する。

また、副社長を務めて同じ07年に退任していた中部国際空港社長の稲葉良〓氏がヒラ取締役として復帰する。

一方で社長、会長を歴任した豊田章一郎取締役名誉会長と奥田碩取締役相談役は退任する。新体制では取締役は現在の30人から29人に、常務役員は横ばいの50人となる。

※〓は「目」ヘンに「見」を組み合わせたものです。

《池原照雄》

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