石油情報センターが8日に発表した石油製品の店頭小売り価格動向調査によると、4月6日現在のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり113.2円となり、前の週と比べて1.7円上がった。
石油元売各社が在庫を削減するため減産する一方で、ガソリン卸価格を引き上げているため。レギュラーガソリンは10週連続上昇した後、前週は横ばいで、今回再び上昇した。
ハイオクガソリンは1.6円上がって124.0円だった。軽油は99.4円となり、10週ぶりに上昇した。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、4月8日のレギュラーガソリンの全国平均価格は108.2円/リットル、ハイオクは118.6円/リットル、軽油は90.54円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。